長年、臨床の場で働いていた精神科認定看護師の桂と、産業保健師の難波が

もっと利用者様の悩みや相談に耳を傾けられるような看護を提供したいという思いから

株式会社 K&Nを創立。【訪問看護ステーション メンタルラボ】立ち上げました。

 

私たちは一方的な医療や、管理的な看護ではなく、『対話』を大切にしています。

 

利用者様がどのような生活を送りたいのか、どのような自分自身でありたいのかを尊重し、それに近づけるようにお手伝いをさせて頂きます。

また、利用者様だけでなく、利用者様を取り巻く家族様、ケースワーカーさんやヘルパーさん、医師ら医療関係スタッフからも気軽に相談して頂ける、そんな身近な訪問看護ステーションでありたいのです。

 

 

 

 

株式会社K&N 代表取締役

桂 義明

私は、精神科看護の中でも対話に最も重きを置いています。

批判や助言など、こちらの意見は極力挟まずに、患者さんの思いに話に耳を傾ける。もちろん疾患や薬の知識は必須です。

しかしその前に、その人を尊重した態度で対話をすることが最も重要である、というのが私の考えです。

 

『その人を尊重した態度で対話を続ける』という行為は、長年臨床で培ってきた経験から導き出された私の一つの答えです。しかし、その考え方はすでに理論として存在していました。それが『オープンダイアローグ』です。これはフィンランド発祥の理論です。

この理論では、とにかく対話を大切にします。対話の目的が対話であり、対話が続いてさえすればなんとかなるという考え方です。私はこの理論に感銘を受け、現在学びながら実践している最中です。

 

オープンダイアローグの7原則というものがあります。
『即時対応』『本人のネットワークにある人たちを招く』『柔軟性と機動性』『責任をもつこと』『心理的連続性』『不確実性に耐える』『対話主義』
特に、『即時対応』『本人のネットワークにある人たちを招く』『柔軟性と機動性』などは、訪問看護と親和性が高いと言えます。
フィンランドでは実際に地域でオープンダイアローグが実践されています。

 

出来る限り希望に応じた日時に訪問し、対話をする。本人だけでなく家族など本人を取り巻く人たちを交えて対話をする。病院のような大きな組織ではないので柔軟に対応ができることや、看護師だけでなく他職種とも連携をとりチームで支援をする。

これがメンタルラボの特徴です。

 

 

株式会社K&N 取締役

難波真之

私たちの理念の中心には常に【対話】があります。なぜ対話なのか?そんなの当たり前のことじゃないかと思う方もいるかもしれません。

しかし、人と対話するということは、当たり前のようですが、実はとても難しいことです。

我々、看護師にフォーカスしてみても、業務に追われる日々で患者様と関わる時間を持てず、こんな看護師なるはずじゃなかったと理想と現実のギャップに悩んでいる看護師さんは多いのではないでしょうか?夜勤や残業で家族との大切な対話の時間を持つことは出来ていますか?

 

精神科看護においても、リスクマネージメントを重視するあまり【対話】とは真逆の【管理的な看護】になる傾向にあるように思います。

その他にも再入院率の高さなど課題は多いです。

しかし、これらの課題は今に始まったわけではありません。

 

傍観者ではなく【対話】を理念とすることで、この課題に一石を投じたいのです。
そして、それを解決するポテンシャルが【訪問看護】にはあると確信し、会社設立に至りました。

まだまだ訪問看護の世間の認知度は低いと思っています。産業保健の分野でも精神科訪問看護を必要としている方はたくさんいると感じます。今後の会社としての展望は訪問看護を軸に就労支援やグループホームなど利用者さんを取り巻く環境を包括的にフォローできる仕組みを構築していきたいです。

 

『詰め込んだ仕事ではなく、血の通った看護を』
『3Kや9Kといったネガティブな看護師イメージから、かっこいい看護師像に昇華を』

 

株式会社K&Nは看護師が作った会社です。
私たちはこの会社を通して、これらの課題に挑戦し続けていきます。

 

 

 

 

訪問看護ステーション メンタルラボ

 

所在地 543-0045
大阪府大阪市天王寺区寺田町1-6-1
TEL 06-6718-5262
FAX 06-6718-5263
事業所番号 2761790407

メンタルラボ 西区サテライト

 

所在地 550-0025
大阪府大阪市西区九条南4-20-6 2階
TEL 06-6718-5262
FAX 06-6718-5263